こんにちは。「アラベスク」「乗馬」など美しい曲がたくさん入っているピアノ練習曲の王道の本へようこそ。
練習曲とありますが楽曲としても表現力が問われる曲集で、音楽の時代としては「ロマン」にあたります。
ところで鍵盤楽器の音楽は大きく分けて「バロック」「古典」「ロマン」「近現代」の四つの時代に分けられます。この四期の作品はそれぞれ弾き方や特徴が異なりますので全てまんべんなく進めていくのが良いですね。
それではブルグミュラーに入ったら注意して頂きたいことをまとめてみます。
この曲集に入ったら譜読みに時間をかけないよう気をつけましょう。いつまでたっても片手奏、では1曲の完成まで2か月近くかかるかもしれません。(25曲ありますのでこのペースだと終了までに2、3年かかってしまいます。ブルグミュラーに入られたらバスティン名曲集でロマン派以外の曲を同時進行してまいります。忙しい!)
譜読みとは楽譜どおり両手でゆっくり通して弾くことです
楽譜が読めない、音源を聴いても片手で正確に音を拾えない場合はソルフェージュを先に行います。無理に耳で聴き取って弾いても、きっとレッスンでは訂正だらけになるでしょう(笑)
繰り返しますが譜読みまでは最短で終えましょう。メトロノーム、リズム変奏➡︎更に音楽的に弾けてようやく合格に近づきます。
それだけ今までと違い、中身が濃くなります。
是非ともご一緒に頑張りましょう♬
ブルグミュラーの「やさしい花」より
「譜読み」は言い換えれば「楽譜に書いてあることをすべて演奏に入れて弾く」と思って下さい。
下記の楽譜をご覧ください。近親調も書かれています。またスラースタッカートはもちろん、ゆびづかいは書き込んで正確に弾くことをまず心掛けましょう。