こんにちは。
憧れの曲であるバッハの「ト長調のメヌエット」をもらったのにかなり苦しい思いをしていませんか。
ところで「メヌエット」って何でしょう?「ブーレ」「リゴドン」「ガボット」・・・楽譜をめくるといろいろありますね。
実はこれらの曲は「ダンス」、つまり踊りの曲なのです。
ピアノがまだなかった時代はクラヴィコードやチェンバロで演奏がされていて、1600年〜1750年くらいのこの時代を「バロック」と呼んでいます。
バロック音楽は右手も左手も歌(旋律といいます♬)で出来ていて、伴奏というものがありません。指づかいも難しいので楽譜に書き込み、手や腕の動きごと覚えるといいですね。またこういった音楽のことをポリフォニーといいます。
J.S.バッハ 「シンフォニア6番」より
旋律は3声なのできちんと色分けされています。ゆびづかいの書き込み、近親調の理解、リズム変奏での練習は基本ですね。3声以上の時は一気に合わせるのではなく、2声ずつ(例ソプラノとアルト)合わせながら弾いていきます。
それではバロック音楽を弾く時のルールをお伝えしましょう。
なんだか正しく♪とか守って♪が多いですね笑
指づかいはレッスンで相談をして変えることもありますが、一応は楽譜どうりに弾いてきて下さい。指番号は楽譜に書き込んで何度も何度も片手でさらうことも大事です。
いつも最初から弾いていませんか?難しいのはそこではなく展開部です。そして出来るだけ毎日取り組まないとあっという間に指が動かなくなってきます。。。
ですので曲に手をつけ始めたら毎週レッスンで聴かせて下さいね(≧∇≦)(あまり進んでいなくても!)
バロック音楽は強弱や音色に対比があり、はっきり明快な演奏が特徴です。楽譜には指づかいや弾き方のルールは細かく書いていません。一部お伝えしましたが更に細かな内容があり、これらはレッスンにて口頭で「当時の演奏習慣・弾き方の特徴」を習います。
ジグソーパズルのピースがピタリとはまるように完成したら美しい絵が現れることでしょう!
✴︎アーティキュレーションとはわかりやすくいうと歌い方のことです。曲のスラー、スタッカート、音を切るタイミングなどの約束があります。
出版社や教える先生によっていろいろ違います。